株主・投資家の皆さまへ

 

2024年3月期 第3四半期(連結)
についてのご報告

代表取締役社長

株主・投資家の皆様には、平素よりAZ-COM丸和ホールディングスグループに格別のご支援・ご鞭撻を賜り、誠にありがとうございます。
ここに、2024年3月期 第3四半期連結業績(累計)についてご報告いたします。

2024年3月期 第3四半期連結業績(累計)実績

売上高は150,128百万円(前年同四半期比12.6%増)、営業利益は11,573百万円(同33.7%増)、経常利益は12,066百万円(同32.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7,436百万円(同18.5%増)となりました。

当社グループは、コアとなるEC物流、低温食品物流、医薬・医療物流の各ドメインにおける業容の拡大と、深刻化する人材及び稼働車両不足の状況下における事業拡大に資する人材の確保・育成、DX化の推進と適用による省人化・省力化、生産性向上に努めております。また、更なる事業拡大のため、経営資源を適正に配分し、成長事業への集中投資と低収益事業の再生・再編による経営の効率化を図るとともに、ESG経営にも積極的に取り組み、経済価値の最大化と社会的価値の創出の両立を目指しております。

以上の結果、売上高において、EC物流事業では、新規配送エリア獲得及び稼働台数の拡大、成長するEC需要に対応した全国向けの幹線輸送の増加、大型物流センターの通期稼働及び新規物流センターの開設に加え、(株)M・Kロジの連結子会社化が寄与いたしました。低温食品物流事業では前期開設した物流センターをはじめ、既存物流センターにおける業務拡大や新たなスーパーマーケットの業務獲得が寄与いたしました。医薬・医療物流事業では主要取引先であるドラッグストアをはじめとする既存取引先にて、医薬品や化粧品等の主力商品を中心に出荷物量の増加が寄与した結果、前年対比増収となりました。

利益面においては、新規物流センターの安定稼働に係る一時的な先行費用が影響したものの、積極的な事業拡大に伴う増収効果、日次決算マネジメントによる生産性向上に努めた結果、前年対比増益となりました。

2024年3月期 連結業績 予想

2024年3月期通期につきましては、11月6日に公表いたしました連結業績予想からの変更はございません。2024年3月期連結業績予想を、売上高200,000百万円(前年同期比12.5%増)、営業利益14,500百万円(同27.6%増)、経常利益15,000百万円(同25.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益9,380百万円(同20.6%増)を見込んでおります。配当予想につきましては、1株当たり年間30.00円とし、6.50円の増配を予定しております。配当性向につきましては、今後も業界トップクラスの水準を意識してまいります。

また、中期経営計画では2025年3月期目標数値として、売上高240,000百万円(2022年3月期対比80.5%増)、営業利益17,100百万円(同97.7%増)経常利益17,500百万円(同91.5%増)を目指し、当社グループは一致団結して、この業績目標の実現に向け、鋭意努力してまいります。

株主・投資家の皆様におかれましては今後も引き続きご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

 

2024年2月