2025年3月期 第1四半期(連結)
についてのご報告
代表取締役社長
株主・投資家の皆様には、平素よりAZ-COM丸和ホールディングスグループに格別のご支援・ご鞭撻を賜り、誠にありがとうございます。ここに、2025年3月期 第1四半期連結業績(累計)についてご報告いたします。
第1四半期連結業績(累計)実績
売上高は49,680百万円(前年同期比4.5%増)、営業利益は1,855百万円(同50.5%減)、経常利益は2,057百万円(同45.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,223百万円(同42.2%減)となりました。
当当社グループは、「中期経営計画2025」の最終年度を迎えております。引き続き、コアとなるEC物流、低温食品物流、医薬・医療物流の各ドメインにおける顧客ニーズへの対応と、深刻化する人材及び稼働車両不足に対応し、事業拡大を支えるための人材の確保・育成、DX化の推進・適用による生産性向上に注力し、持続的な成長を実現してまいります。また、経営資源の適正配分による成長事業への集中投資と低収益事業の再生・再編による経営の効率化に取り組み経済価値の最大化を図るとともに、ESG経営を実践し社会的価値の創出に努めてまいります。
以上の結果、売上高において、EC物流事業では、新たに複数の配送拠点を開設したことによる配送エリアの拡大や稼働台数の増加に加え、新規で受託した物流センターの稼働、変化するお客様のニーズに対応すべく、物流センターにおけるスクラップアンドビルドが進捗し、運営する物流センター数が増加しました。一方で稼働拠点の閉鎖及び中継拠点の見直しに伴い、センター間における幹線輸送数の減少も影響しました。低温食品物流事業では前期開設した物流センターの通期稼働に加え、新たなスーパーマーケットの物流センターの開設や既存取引先の業務拡大が寄与いたしました。医薬・医療物流事業では主要取引先であるドラッグストアにおける業容拡大に対応すべく、新たな物流センターを開設し、キャパシティの確保と増加する物量への対応に努めた結果、前年対比増収となりました。
利益面では、積極的な営業開発の成果による物流センター拠点数や稼働車輌台数の増加に加え、適正料金化への取り組みが進捗いたしました。一方で、物流センターのスクラップアンドビルドに係る一時費用や幹線輸送数の減少、株式公開買付け関連費用が影響した結果、前年対比減益となりました。
2025年3月期 連結業績 予想
2025年3月期通期につきましては、5月13日に公表いたしました連結業績予想からの変更はございません。2025年3月期連結業績予想を、売上高240,000百万円(前年同期比20.9%増)、営業利益17,100百万円(同23.5%増)、経常利益17,500百万円(同20.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益11,000百万円(同20.6%増)を見込んでおります。配当予想につきましては、1株当たり年間32.00円を予定しております。配当性向につきましては、引き続き業界トップクラスの水準を意識してまいります。
株主・投資家の皆様におかれましては今後も引き続きご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2024年8月