2025年3月期 第3四半期(連結)
についてのご報告
代表取締役社長
株主・投資家の皆様には、平素よりAZ-COM丸和ホールディングスグループに格別のご支援・ご鞭撻を賜り、誠にありがとうございます。ここに、2025年3月期 第3四半期連結業績(累計)についてご報告いたします。
第3四半期連結業績(累計) 実績
売上高157,644百万円(前年同期比5.0%増)、営業利益8,944百万円(同22.7%減)、経常利益9,402百万円(同22.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益5,958百万円(同19.9%減)となりました。
当当社グループは、「中期経営計画2025」の最終年度を迎えております。引き続き、コアとなるEC物流、低温食品物流、医薬・医療物流の各ドメインにおける業容の拡大と、深刻化する人材及び稼働車両不足の状況下における事業拡大に資する人材の確保・育成、DX化の推進と適用による省人化・省力化、生産性向上に努めてまいります。また、更なる事業拡大のため、経営資源を適正に配分し、成長事業への集中投資と低収益事業の再生・再編による経営の効率化を図るとともに、ESG経営にも積極的に取り組み、経済価値の最大化と社会的価値の創出の両立を目指してまいります。
以上の結果、売上高において、EC物流事業では、大型セールに応じた増車手配や物量増への対応に加え、各取引先における年末需要への対応、新たな取引先の獲得、大型物流センターの稼働が業績に寄与いたしました。一方で大型拠点の閉鎖に伴う輸送数の減少も影響しました。低温食品物流事業では新たなスーパーマーケットの物流センターが稼働したことに加え、各取引先における年末物量の増加が寄与いたしました。医薬・医療物流事業では主要取引先であるドラッグストアの業容拡大に対応する新規物流センターの本格稼働に加え、各センターにおける出荷物量増加が業績に寄与した結果、前年対比増収となりました。利益面では、積極的な営業開発の成果による物流センターの拠点数や稼働車両台数の増加に加え、繁忙期となった年末の物量増加への対応や、適正な運賃への価格転嫁の取り組みの進捗が寄与いたしました。一方で、拠点見直しに伴う輸送数の大幅な減少、各種コストの上昇や業務安定化を目的とした一時費用に加え、株式公開買付関連費用が影響した結果、前年対比減益となりました。
2025年3月期 連結業績 予想
2025年3月期通期につきましては、5月13日に公表いたしました連結業績予想からの変更はございません。2025年3月期 通期連結業績予想を、売上高207,000百万円(前年同期比4.3%増)、営業利益11,200百万円(同19.1%減)、経常利益11,700百万円(同19.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益7,700百万円(同15.6%減)を見込んでおります。配当予想につきましては、1株当たり年間32.00円とし、配当性向につきましては、引き続き業界トップクラスの水準を意識してまいります。
株主・投資家の皆様におかれましては今後も引き続きご支援とご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
2025年2月