株主・投資家との対話

 

情報開示の基本方針

AZ-COM丸和ホールディングスは、株主・投資家や取引先、地域社会などのさまざまなステークホルダーの皆様にAZ-COM丸和グループの現状を正しくご理解いただくために、経営理念、行動憲章、決算情報、財務情報など企業情報の適時・適切な開示に努めています。また、重要な会社情報が生じた際に、迅速・正確・公正な情報開示を行なっています。

当社は、中長期的な企業価値の向上に資するよう、株主・投資家の皆様との建設的な対話を促進する施策の実施や体制の整備に取り組んでいます。また公正で透明性の高い情報開示に努めるべく、株主・投資家の皆様に対する情報開示の指針として「ディスクロージャーポリシー」を定めています。

ディスクロージャーポリシー

2023年度 IR活動の状況

当社は、アナリスト・機関投資家を対象とした決算説明会を年2回(本決算、第2四半期)開催しております。決算説明会の模様については、ログミー社を利用した書き起こし記事の配信を実施しております。また、海外の機関投資家に対しては、重要情報や統合報告書などの英語開示に努めております。

1on1ミーティング実施回数の内訳

2023年度 国内 海外
上期 49回 17回 66回
下期 69回 40回 109回
118回 57回 175回

※ 出席者(社)数にかかわらず、開催回数をカウント

対応者 回数 対話相手の属性詳細情報など
社長 担当役員 IR担当者
決算説明会 2 アナリスト、ファンドマネージャー等
スモールミーティング
2 アナリスト、ファンドマネージャー等
海外投資家とのカンファレンス 4 海外バリュー投資家、アナリスト 等


対話の主なテーマや関心事項

  • ドメイン別における事業環境の現状および見通しについて
  • コスト上昇を踏まえたプライシングの方針および動向について
  • 物流2024年問題に対する現状と取り組み状況について
  • 人財の確保および育成について
  • DX戦略について
  • 資本政策、株主還元の方針について
株主・投資家からの問い合わせ事例 弊社回答などの概要
成長ドライバーであるEC物流における事業環境や見通しについて 新型コロナウイルス拡大を背景に、日本国内におけるEC化率が更に伸長し、弊社グループ最大の取引先であるアマゾンジャパン様を中心にEC市場規模は引き続き成長が見込まれております。ラストワンマイル事業からスタートしたEC物流も現在では、幹線輸送を中心とするソートセンター事業、物流センター運営を担うロジスティクス事業と領域拡大を図っております。変化するニーズを先読みし、提供する物流サービスを変革させ、お客様の成長に貢献してまいります。
物流の2024年問題に対する取り組みはどうしているのか? 物流2024年問題について、弊社としては構造改革の絶好の機会であると捉えております。社内ではドライバー採用と育成の強化、パートナー企業の開拓、拠点分散化やAI配車等の新技術活用など運行効率の向上に努めております。また、お客様(荷主)と共同で附帯作業や納品時間をはじめとする配送ダイヤグラムの見直し、代替輸送(鉄道コンテナや航空便等)の活用を推進しており、持続可能な輸配送基盤を構築してまいります。
2023年11月20日付けで発表された公募増資を選択した背景はなにか? 弊社として、中期経営計画に掲げる各種施策の推進や更なるM&Aを含めた成長投資を可能とする資金力の強化、安定的な財務基盤の構築を志向し、様々な手法を検討した結果、今回の公募増資を選択いたしました。また、公表しておりました東京証券取引所プライム市場の上場維持基準「流通株式比率」の充足を早急に達成することがステークホルダーの皆様の利益に資するものと考え、今回のタイミングによる実施を決定いたしました。

取締役へのフィードバック

株主との対話において把握された、株主の意見・懸念に関する報告を、定期的に、取締役会にて経営陣幹部にIR実施状況、投資家の関心事項、意見についてフィードバックを実施しています。

2023年度は2023年5月、2023年8月、2023年11月、2024年2月に実施しております。

フィードバック先 回数 内容
取締役会 4 株主・投資家との対話の概要、株式概要
株価関連情報(同業他社比較)
社内役員へのメール配信 12 証券会社アナリストレポートのアップデート